ピリオドを投げてみる

先日から、仕事で動画の編集をはじめました。

やってみて、思ったこと。

「これは、無限だ……」

10秒の動画を編集したら、それをまた10秒見る、の繰り返し。

静止画の編集の何倍も時間がかかるし、音楽、タイミング、そもそもの動画素材、こだわりだしたらキリがありません。

学生時代に映画を撮っていた、同僚の山下さん。

「映画の編集って、どこで区切りをつけるんですか?」

と聞くと

「映画祭の〆切」

という答えが返ってきました。

なるほど。こういう仕事はそもそも、終わりがないと終わらないものらしい。

*  *  *

自分の未来に向かってピリオドを投げることができるか。それって、仕事を進める上で大切な考え方ではないでしょうか。

一人でもんもんと考え続けると、だんだん気分も沈んできます。

メルマガだって、週1回書いて送り、読者の反応を見た方が楽しいし、結果的に学びになることも多いような気がします。

世に問う、反応を確かめる、そして変化する──思えば、そのプロセスそのものを楽しんで(時に苦しんで?)いるのが、起業家という人たちなのかもしれませんね。 「リーンスタートアップ」ってこういうこと、なのかな?

起業家に限らず、トップYouTuberのヒカキンだって、毎日動画をアップしています。

負けてられないな、というわけでもないですが、自分の仕事にピリオドを打つ鍛錬として、今朝も6時に起きて、せっせと昨日の日記をnoteにアップした僕なのでした(子供が起きたらそこまでなので、終わらせる練習にちょうどいいんです)──A.H.

※このメディアは企業再生案件など、センシティブな話題があるため、登場人物は全て仮名で表記しております。