超短期現実主義

デジサーチ田中さん、今日はCOEBIの起業家・日向さんから「投資家選び」の相談を受けました。

茨城からイギリスへの”強烈な留学体験”から起業した日向さんは「メタバースでの英会話サービス」を、コロナ禍の前からCOEBIでコツコツと作ってきました。今は、インドネシアで人気が沸騰!もっとサービスを伸ばすために、投資家を50社ほど訪問したそうです。

「NFT系の投資家の方からは、出資も仮想通貨でしたいと言われていて……そういう投資家を入れたら、次の資金調達で困りますかね?」

「少し性格が合わないとしても、次のラウンドで追加投資してくれる見込みのある投資家には、入ってもらった方がいいんでしょうか?」と日向さん。「もし、田中さんが僕の立場だったら、どうしますか……?」という相談でした。

さて、田中さんの判断基準は?「僕が日向さんだったら、将来のことを考えすぎない。その人が投資家とした入ってくれたら、気持ちいいか、楽しいか、という視点で決めますね。もし楽しくて、自分の100%のパフォーマンスが出るなら、結果的に次に繋がるからです!」

どうなるか分からない未来にモヤモヤするより、すぐ先の自分の心の動きを考えてみる──「超短期現実主義」と、田中さんは表現します。

「耐えて、耐えて、結果的に無理だったから、爆発してしまう起業家も多いんですよ。自分がどうなったらストレスを溜めてしまうのか、理解しておくことが起業家には大事。だけど、わがままであってはいけない。そのバランスですね!」

──R.Y

※このメディアは企業再生案件など、センシティブな話題があるため、登場人物は全て仮名で表記しております。