アイデアの泉

「商品名、考えてみたんですけど、コレ!っていうのがまだ思い浮かんでなくて…」

入社して1年目の木下さんが、担当ブランドの期待の新作を前に、眉間にシワを寄せながら思い悩んでいる。

どうやら、周りの先輩たちに「コンセプトはすごく良い。商品名聞いたら速攻でコンセプトが伝わるような、いい商品名が付けられるといいね!」とアドバイスを貰い、先ほどから延々と考え続けている様子。

それを聞いた先輩の大木さんはサラッと一言。

「みんなでワークしてみたら?」

デジサーチでは、誰でも声をかけられてみんなでワークする時間を毎日設けています。

その時間に、全員で商品名を考える時間を10分使ってやってみた木下さん。

たった10分のうちに、30人から100個以上のアイデアが集まりました。

緑色でカッコイイ、メンズのお財布の商品名だったので

「恐竜っぽくない?」という誰かの一言から、「それぴったり!」と大盛り上がり。

「ジュラシックグリーンは?」
「T.レックスも字面がいいかも」
と色んなアイデアが出ました。

ワークを終えて、木下さんが一言。

「ぼく、3時間ぐらい1人で考えて何も出なかったのに……皆さんすごい……!」

それに対して大木さんは

「30人で10分使ったから5時間分使ってるけどね」と。

クリエイターが30人集まれば、そこはアイデアの泉。

よくあるデジサーチの日常でした──A.C
※このメディアは企業再生案件など、センシティブな話題があるため、登場人物は全て仮名で表記しております。